cometikiの9割は寺脇康文さんで、できている

私の9割は寺脇康文さんで、できている。…ので自然と思考が寺脇さんにつながっていくのでした。イラスト、日々のあれこれをまとめていきます。

地球ゴージャス公演vol.11『Xday』東京公演観劇レポ

観劇日は2010年7月31日と8月1日です

  イラストはややcometikiの妄想多目で描かれております

  終りに。

  完全cometiki妄想満開のショートショートがありますので、

  興味のあるかただけ、どぞ(〃 ̄ω ̄〃ゞ


寺脇康文さん イラスト 妄想 地球ゴージャス公演 舞台『Xday』観劇レポ1 2010.10.14

今までにない、地球ゴージャスだと思いました。

観る前は、

地球ゴージャス公演vol.5『クインテット』みたいな

ガッツリお芝居系かなぁ…と予想していたのですが、

全然違いました。

まず、オープニングのダンスや歌で、

客席が一緒に手を叩いて、声を出したいくらいにノせて

くれます。

魅せてくれますO(≧∇≦)O

お芝居に入る時は、パキッと空気が変わって

一気に別世界へといざなわれます。

この瞬間が、とても好き(人´∀`*).☆.。.:*・

合計6つの物語で構成されている、

『Xday』という世界。

次のシーンへ移る時は、ざあっと春の風みたく

歌やダンスが入って、全く違う世界へスムーズに

こころを運んでくれました。

上演時間は、2時間とちょっと。

休憩なし。

エンターテイメント色の濃い作品で、総勢6名とは

思えない程のパワフルさ!!

幕が上がってからの6人の全力疾走は、観応えが

ありました!!

物語は6つですが、主人公は計5人。

1つの物語で、1人づつ。

彼らの抱えている闇が描かれます。

それも、一気に前面へ押し出すのではなく、

笑いを忍ばせてこっそり零す―…

5つの雫が流れて辿り着くのが、第6話。

ラストでぐわっと感情が溢れるシーンは壮絶です。

半狂乱になりながらも、

更に奥深くに閉じ込めていた想いを吐き出すことで、

5人は自分の闇を昇華させてゆく。

完全に、ではないけれど。

偽りじゃない、本当の自分の時を

これからゆっくり刻んでゆけるように。

そして、一歩をそれぞれが踏み出すのです。

それぞれのカタチで。

寺脇康文さん イラスト 妄想 地球ゴージャス公演 舞台『Xday』観劇レポ2 2010.10.14

演者さん6人は、

ほぼステージに出っ放しです!←これには

ビックリ∑(◎Д◎;)

各話のメインで立つ以外に、

効果音を出したり、楽器を演奏されたり、

舞台の転換もされてたりしたなぁ…。

…皆さん、守備範囲広過ぎです。。

寺脇さんは、ギターや太鼓(?!←素手で叩くヤツ)

の演奏などもされていました!

地球ゴージャス公演vol.10『星の大地に降る涙』に

続いてっ!!←これは大太鼓

寺脇さんの叩く太鼓の音って、好きなのですw

あと、手や腕が綺麗だからそこに見惚れてしまう。

もぉ、はうはうでゴザイマスよ!ワタクシ!!

効果音の係として控えておられるとき、

寺脇さんは舞台袖で演奏されているので、

ハッキリ言って、メインを観ている余裕がありません

でしたっ!

(ごめんなさいっ!!)

各演者さんの演技や、空気感を読みながら、感じながら

呼吸を合わせるように、激しく、優しく音を奏でる―…

あの視線に射抜かれたいと、

何度望んだことでしょう←ハイハイ

自分の生んだ音が、世界観を壊さないように、

魅力を最大限に活かすように、と願いを込めて

演奏しておられる姿に、私。胸キュンしておりました。

歌もダンスも素敵だったんですよぉ~♪

寺脇さんてば、益々声に色気が出てきておられるし…

嗚呼…ホントに大好きだっ!寺脇さんの声もっ!!

ダンスも見惚れてしまったなぁ~…

カッコ良くてっ!!←落ち着け

「キャーッ!」って黄色い声上げて、

ペンライトとか振りたい気分だった!マジで!!

お芝居も♪

1人何役もやる『Xdy』ですから、色んな寺脇

さんが一度に観られて、超お得ですっ!!

アドリブも満載ですしっ!

寺脇さんメインのシーンが、

やっぱり一番活き活きされてたかな??

すんごい自由ですモン♪空気が♪

少々のことやっても、

皆さんが受け止めてくださるからだろうなぁ。

まさに最強のチームワーク!!

キメの台詞で何度も噛まれてましたけど(笑)。

台詞を言いかけては「あっはっはっ!」と笑われる

ので、「一体、何事??」と不思議に思っていたらば、

どうもつっかえておられたようです。

極めつけは、「ショックだ!」という心境を

ギターで表すんですけど、その音を思いっきり外して

しまったこと。←私は、気付かなかったんだけど(汗)

寺脇さん、カーテンコールの時に猛省されてました。

 寺脇さん「噛んだこと以上にビックリしたよ!

 ごめんね。ビョォーンって(笑)。あんな陽気な

 音出して、どうしようかと思った!」

そして、寺脇さんにつられて噛んでしまった森さんには、

 寺脇さん「ごめんな。先生が(台詞)ヒドかったからな。

 お前の所為じゃないぞ」

と、劇中すぐにフォローされてました。

無茶カワエエの!

ほのほのしてて!!

このシーンの思い出は、森さんが…

 森さん「あっ!こんな所にトンソクがっ!」を、

 森さん「あっ!こんな所にソントクがっ!」って

言ってしまったことでしょうか(笑)。

スルッと行けるのか?と思ったら、

すぐさま寺脇さんにツッコミ入れられてましたw

そのやわらかで的確な指摘に、森さんは勿論。

岸谷さんまで肩を震わせて、大爆笑!!

客席も勿論、大爆笑に包まれたのでした(爆)!!

寺脇康文さん イラスト 妄想 地球ゴージャス公演 舞台『Xday』観劇レポ3 2010.10.14

陽月さんメインのシーンで、チリトリが壊れてしまう。

というハプニングがありました。

始まってすぐのことで、チリトリを使って色々やら

なくてはならない状況下。

陽月さんは、そのままお芝居を強行されようとしました。

それを見ていた、寺脇さん(←お客さんの役で傍に

居たので)。

 寺脇さん「え?そのままやるの?」

 陽月さん「(こくこく)」と、頷く

 しばらく芝居を続けてみるが―…

 寺脇さん「それね、はめれば直ると思うんだ」

 陽月さん、ちょっと緊張しつつアドバイス通り

 やってみる。と、直った☆

 陽月さん「本当だぁ~直ったぁ~!はぁ~…

 スゴイねぇ~」

陽月さん、安堵しつつお芝居をしながら

嬉しそうにされているのが超カワユかった。

トキちゃん(陽月さんの役名)、大好きだ!!

みちるさん(寺脇さんの役名)もモチロン好き!!

第6話では、ガッツリ。

寺脇さんと岸谷さんのフリートーク(?!)が

あります♪

寺脇さんがどんな大暴投しても、

しっかり取って、投げ返してくれる岸谷さん。

愛だなぁ~…愛。

でも、たまに…

 岸谷さん「(しばし見てもわからず)何、それ?」

 寺脇さん「メリーゴーランドに乗ってる孫を

 見てるの」

 岸谷さん「ついていけるかよ!」

 寺脇さん「想像しろよ!」

な、こともありました(笑)。

それもカワイイんですけどっ♪

あと、まだ岸谷さんに構って欲しくて、何かをやって

いるのに寺脇さんが放置されてしまった日もありました。

寺脇さんはその仕打ち(笑)に、ちょっとビックリ

して、少し悲しそうにして、後ろに待機している中川

さんの元へ行き、頭を撫でて慰めてもらってました。

岸谷さん、

放置プレイは本当に可哀相なので、

できれば。やめてあげてくださいませw

終始、家族的な雰囲気が漂う舞台でありました。

演じて、その瞬間を創ってゆかれるのが、

すんごい楽しいんだろうなぁ…というのが

ひしひしと伝わってくるのです。

一致団結…というのでしょうか?

素晴らしい、チーム・Xday!!

2時間なんて、あっと言う間ですよ!

銀河劇場は、客席の座る位置によって

舞台の風景が、全然違って観えます。

いや。

大事なところが観えなかったり、もした。

寺脇さんはガッツリ観えたから、

私的には問題無しでしたが!!←それもどうだ?

生ではどうしても、

今、この瞬間の寺脇さんを目で追ってしまうので、

この作品は是非ともDVD化を希望っ!!

↑叶ってしまったw

 ありがとうございます☆

できればサントラも欲しいのだけれど、

それはもう無理なんだろうなぁ……残念。

歌があると、かなりそのシーンを思い出せるので、

嬉しいアイテムであったりします。

特に今回、出演者皆様の歌声素敵ですからっ!!

ファンクラブの会報についてくるという、

おまけDVDも気になります♪

随分と遅くなってしまいました。

申し訳ありませんっ!!

その分、妄想短編もオマケでつけてみましたっ!

以下。

完全に突発的に、趣味に走ったショートショートです。

本編『Xday』とは、丸っきりなんにも関係ない、

cometikiの勝手な妄想です!!

興味のあるかただけ、続きをどうぞ。。

『ACT.X』

不思議なバーで、不思議な出会いを

経験した俺は、16年間止めていた足を、

少しだけ踏み出した。

正直、まだ怖い。

これでいいのか?とも、思う。

すずこを…

自分の生徒を愛してしまった俺には、

教師をやる資格なんてないんじゃないか…と。

すずこの幸せを奪ってしまった、俺には。

 「……い…」

ふと、耳元で声がする。

 「…本宮、先生」

 「すずこ?!」

懐かしい声に、呼ばれて振り返った。

そこには、あの当時と変わらないすずこが、

セーラー服姿で立っていた。

俺の瞳を見て、にっこり微笑む。

恐怖心はない。

ただ愛しさが込み上げてくる。

 「やぁ~っと振り向いてくれた」

 「え?」

 「ずっと呼んでたんだよ?」

 「すまん…全然…」

うろたえる俺に、すずこが吹出す。

「あはは」と笑って、彼女は目を細めた。

 「あの時と、同じ」

 「あの時?」

 「”私、本宮先生のことが大好きです。

 付き合ってください”」

試験期間中。

殆どの生徒が足早に帰宅する中、すずこは1人。

教室に居た。

「早く帰れよ」と言う俺を、見上げてすずこは

言ったんだ。

小さいけれど、はっきりと。

恋の告白を、俺にしたんだ。

俺はやっぱりうろたえて、「俺は教師で、お前は

生徒で…」などと常識論を並べ立てたんだっけ。

それは、すずこが嫌いだからじゃなくて。

歯止めがきかなくなりそうだったから。

控え目だけど、芯は強くて、なにより優しい表情

で笑う。

すずこを、他の男にやりたくない。

俺だけの女にしたい。

…なんて。

聖職者の台詞じゃないだろう?

 「…”後悔、するぞ”」

今は狭い世界だけれど、いずれ広い社会へ

でれば、心は変わり…あの感情は間違い

だったと気付くハズなんだ。

だから、俺はそう言った。

…言ったのに―…

 「後悔してるだろう、すずこ?俺なんかと

 付き合って…」

 「”しません!”って、あの時も言ったで

 しょう?」

 「でも、俺の所為で…お前は…」

 「バカねぇ」

ふわりと、すずこの両手が俺の頬を包む。

 「私の人生は、先生に出会えた分、幸せ

 だったし、好きだって言って貰えた分、

 満たされたのよ?」

 「すず……」

 「いい?先生は、私を幸せにしてくれたの」

言葉もなく泣く俺を見て、

すずこは困ったように笑う。

 「もぉ~…どんだけ勘違いしてたのよ?」

宥めるように唇を寄せたすずこを、

俺はしっかりと抱締めた。

 「…すずこ…?」

目を開けると、そこに彼女の姿は無く。

胸にあたたかさだけが残った。

 「俺も幸せだよ。すずこに出会えて」

両手を祈りの形にして、口付ける。

届いているか?俺のきもちは?

今も変わらず、愛していると。

             ― 終幕 ―