予想以上の重たさに息も上手くできません
2017年1月13日から毎週金曜日、22時からNHKにて放送されている、ドラマ『お母さん娘をやめていいですか?』。
出演は波瑠さん、柳楽優弥さん、麻生祐未さん、大空眞弓さん、壇蜜さん、石井杏奈さん、斉藤由貴さん、寺脇康文さん。
【ドラマ10「お母さん、娘をやめていいですか?」会見リポ 】1月13日に放送されたモンスターホームドラマを見逃した方は会見リポとともにこちらから https://t.co/VM8QnFrmSt 詳細 https://t.co/rEcxSr6vW5 #波瑠 #斉藤由貴 #柳楽優弥
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) 2017年1月14日
先日、待ちに待った第1話が、放送されました。
撮影中の演者さんたちのインタビューを聞いて、覚悟はしていたのですが…お、重い…。
娘を無自覚に支配する母親と、母親に嫌われたくない一心で、母親の望み通りの子どもを演じている娘。
2人の関係を見ていると、息苦しくなってきます。
なんというか…全編通して、息継ぎできる部分が無い感じです。
8話完結ということですが、見えない闇の深さに既に足が竦んでしまいました。
今回は、ドラマ『お母さん娘をやめていいですか?』第1話のネタバレ感想を書きます。
苦手な方は、ご注意ください。
ドラマ『お母さん娘をやめていいですか?』第1話のざっくりしたあらすじ
私立の女子校で英語教師を勤める・早瀬美月(波瑠さん)は、困ったことがあると何でも母・顕子(斉藤由貴さん)に相談していた。
引っ込み思案の美月にとって、顕子の存在は何者にも代えられない、大切なもの。
顕子さえいてくれればいい、とさえ思うほど。
早瀬家では、父・浩司(寺脇康文さん)の実家を建て替えるということで、美月と顕子が盛り上がっていた。
建築会社の現場主任・松島太一(柳楽優弥さん)は、そんな仲良し親子を不思議に思う。
美人の美月とお近づきになりたい太一は、彼女のことをよく見ていた。
何か意見を言うときは、必ず顕子の顔色を伺う美月ー…。
そんな彼女のことが気になる、太一。
家のことを口実に早瀬家を訪れ、顕子を上手く丸め込み、太一は美月とのデートを約束する。
全く好みではないと言っている太一とのデートを、無理矢理勧めてくる顕子が理解できない、美月。
だが本気で顕子の意思を拒否することも出来ず、美月は太一とのデートへ向かう。
太一は、そんな美月の感情もお見通しだった。
今まで自分が押し込めてきた感情を、太一に言葉にされ戸惑う、美月。
ふと視線を上げたとき、美月はガラスに映った顕子の姿を見つける。
顕子に監視されている…と思った美月は、怖くなり思わず太一の手を握り締めるのだった。
顕子さんの病みっぷりがハンパない!!
「怖い!怖い!!怖い!!!顕子さん、怖いっ!!!!!」と、見ながら何度も叫んでしまいました。
何かに取り憑かれてるんじゃないか!?という勢いで、本当に怖いです。
一体、いつからこのスイッチが入ってしまったんだろう?
やっぱり、美月さんが小学生時代に不登校になった辺りからでしょうか?
「みっちゃん(美月さん)には、ママがいないとダメなの」って。
美月さんを守るんだ…って思いが歪んでいって、無自覚に支配するようになった…のかな?
顕子さんは、自分のお母さんとの関係が上手くいってないから、余計に“母娘関係”に理想を求めるようになっているのかもしれません。
【寺脇康文】本日22時〜NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」いよいよスタート!複雑に絡んだ父母娘の物語の展開に目が離せません!寺脇さんの“お父さん”にもご注目下さいね!お楽しみに〜!https://t.co/TBvAUXpT4P pic.twitter.com/TLJarZfIre
— 地球ゴージャス 宣伝担当 (@chikyu_gorgeous) 2017年1月13日
それにしても…浩司さんの居場所が、無いですね。
よく耐えておられるなぁと、不憫で仕方ありません。
今はリストラ部署に追いやられて、会社でも居場所が無い状態のようなので、しんどいだろうなぁ。
家族の為に頑張っておられるのに…浩司さんの心の糸が切れないことを祈るばかりです。
「妻よ、亭主やめていいですか?」って、ゆってもいいですよ!?と、本気で思う今日この頃。
浩司さんと美月さんの会話を、もっと聴きたいなぁ。
美月さん、浩司さんには割と普通に喋っておられるようだったので…なんとかこの闇から、抜け出していただきたいです。
第1回の再放送は、2017年1月19日(木)午前2:20~3:09(総合/全国)の予定とのこと。
>公式サイト様⇒お母さん、娘をやめていいですか?|NHK ドラマ10