cometikiの9割は寺脇康文さんで、できている

私の9割は寺脇康文さんで、できている。…ので自然と思考が寺脇さんにつながっていくのでした。イラスト、日々のあれこれをまとめていきます。

寺脇康文さんご出演!舞台『恐竜と隣人のポルカ』東京公演感想 その1

舞台『恐竜と隣人のポルカ』東京公演感想1 2008年5月30日

東京・PARCO劇場で舞台『恐竜と隣人のポルカ』を堪能!

舞台『恐竜と隣人のポルカ』は、2008年5月24日~6月15日まで東京・PARCO劇場、そして2008年7月6日の大阪・シアター・ドラマシティの千秋楽まで、各地で上演されました。

出演は、寺脇康文さん、手塚とおるさん、水野真紀さん、森本亮治さん、大和田美帆さん、竹内都子さん、後藤ひろひとさん、兵動大樹さん、石野真子さん。

この記事は、2008年5月30日、6月1日に東京・PARCO劇場で上演された、舞台『恐竜と隣人のポルカ』の感想を書いています。

台詞部分はこの舞台『恐竜と隣人のポルカ』東京公演からの引用です。

なお、私の脳内で勝手に加工されている場合がありますので、まるっと本気になさいませんよう、ご注意ください。

この舞台を観た感想を一言にすると

"最高にくだらない舞台"です。

30年以上生きて、初めて「くだらない」という言葉が、賛辞にもなることを知りました。

頭が空っぽになって、肩の力が抜けて、ただただ演者さんたちと一緒に笑える、とっても素敵な作品なのです!!

特に寺脇さんが、のびのびと自由に楽しんでおられたように思います。

舞台『恐竜と隣人のポルカ』東京公演感想2 2008年5月30日

舞台『恐竜と隣人のポルカ』のあらすじをざっくりと

戸田幸夫(寺脇康文さん)と、熊谷柿一郎(手塚とおるさん)は、幼馴染の大親友で家が隣同士。

40歳過ぎても、仲良く暮らしていいます。

戸田家の家族構成は、奥さんの千春(水野真紀さん)と、息子の翔太(森本亮治さん)の3人暮らし。

熊谷家は、柿一郎と妹の亜矢子(竹内郁子)の2人暮らし。

そこへ柿一郎の娘・桃子(大和田美帆さん)が、大学から一時帰宅して3人になります。

ある日。

幸夫は千春に頼まれて、庭に花壇を作る穴を掘っていました。

すると!土の中から、恐竜の骨らしきモノが出てきます!!

「これで、金儲けが出来るぞ!」と考えた幸夫は、柿一郎に見つからないよう隠しました。

しかし、恐竜の骨が出たことが、柿一郎たちにバレてしまいます。

「隣で出たなら、ウチの庭でも出る筈だ!」と、熊谷家でも発掘を始めるのです!

柿一郎は、大ファンである石野真子石野真子さん)のTV番組に投稿して、恐竜の骨の発掘を一緒にしてもらいたいとお願いしました。

数日後、真子とTVディレクターの島之内(兵頭大樹さん)が、熊谷家にやってきます。

幸夫も負けじと、恐竜の専門家・柴栄先生(後藤ひろひとさん)を呼ぶことにしました。

幸夫は柿一郎よりも先に、恐竜の骨と認定してもらい、お金を稼ごうと必死です。

ところが柿一郎の庭からも、恐竜の骨が出て来てしまいました。

柴栄先生は「これは1体の恐竜です」と、断定します。

幸夫も柿一郎も、互いに「ウチの恐竜だ!!」と譲りません。

2つの家は恐竜を手入れるための、闘いを始めます。

専門家の柴栄先生に、手続きをしてもらっていた幸夫は、発掘調査費として800万円以上もの負担が必要だとわかりました。

お金を稼ぐどころか、大損です。

費用の金額がわかった途端、今度はお互いが権利を放棄し始めます。

そんな親の姿に怒りを覚えた翔太が、手作りの爆弾で恐竜の骨の爆破を試みます。

不発に終わってしまった爆弾でしたが、わずかな振動により骨の下に眠っていた石油が噴き出したのでした。

結局、幸夫と柿一郎は石油長者になってしまった…というお話です。

寺脇さん演じる幸夫がとにかく可愛い!!

観劇後の私の第一声が「(寺脇さん)カワイかったぁぁぁぁぁ~…」になってしまうくらい、とにかく寺脇さんが可愛かったです!!

舞台『恐竜と隣人のポルカ』東京公演感想3 2008年5月30日

寺脇さんの魅力が、パチパチと舞台上で弾けてるというか…幕が開いたと同時に、身体がステージに引き寄せられてしまうほどでした。

活き活きして、すっごく輝いてる寺脇さんが、たまりません!!

こんなに表情豊で、テンポのいいお芝居をされている姿を、初めてみました。

地球ゴージャスでも三谷幸喜さんの作品でも無い…後藤さん独特の空気にハマってる…というのでしょうか?

ノリノリで、好き勝手やってるように観える分、台詞の間とか空気感とか…しっかりとしたストーリーを持ってる作品よりも繊細で、難しいんじゃないか…と思うのですが、その難しさを活かしておられるように観えました。

ボケとツッコミのチームワークが絶妙でした!

寺脇さんがボケても、手塚さんや他のかたがちゃんと受けとめてくださるし、他の人がボケた場合も寺脇さんがキチンと受けて返される…それは自然に。

「こんなに自由にはっちゃけてて、大丈夫なのかな?」と心配になってしまうくらい、チームワークが良くてビックリしました!!

誰と誰が掛け合っても、絶妙な笑いに変換されるってホントすごいです!!

アドリブが入っても、まるで最初から組み込まれていたみたいに観えますし、逆に「アドリブだ!」と思ったものが台詞だったりして、翻弄されます。

計算された笑い…って言うんでしょうか??

それを書く人も、演じるかたがたも、スゴイなぁ…って、感動しました!

"人を笑わせる"というのは、とても難しい事だと思うのです。

エンディングは石野真子さんの歌にときめきました!

エンディングでは、真子さんの生歌が披露されました!

歌に合わせて演者の皆さんが登場して、一礼して…真子さんと一緒に踊られるのです!

その振り付けがまた、可愛くて萌えましたっ!!

寺脇さんは登場する時、歌っている真子さんにチャチャ入れされるのですが、必ずお相手してくださって…時々耐え切れずに笑っちゃうところとか、すごく微笑ましかったです。

あと、踊っているときの寺脇さんの表情に、萌えました。

少しだけ目線を上げて、踊られるのです。

それがなんだか、可愛さを倍増させているというか…私は最後の最後まで、涎ダルダルのはうはうでした!!

2008年6月1日のカーテンコールは、寺脇さんが挨拶をされました。

ほんわかと、それでいて力強いお言葉に「うっしゃ!明日からまた仕事頑張ろう!」というパワーをいただいたのです。

本当に堪能させていただきました!!

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