舞台『クザリアーナの翼』を観て、いろんな感想を
書いてきました。
■ちなみにネタばれ感想はコチラ
ネタばれカモン!舞台『クザリアーナの翼』東京公演感想【前編】
ネタばれカモン!舞台『クザリアーナの翼』東京公演感想【後編】
でもね。
まだ書いていなかった(多分)、超個人的な感想を
今日は書きます。
多分「何言ってんだ?」という内容になると思うん
ですが(いつもか)…←自覚はある
『クザリアーナの翼』。
物語の世界観はそりゃあもお…
おかしな世の中をぶち壊して、みんなで平和な世界
をつくるために戦うぜ!という、スケールの大きな
もので。
革命…とか。
国の再編…とか。
きっと、私には考えの及ばないような、
もっともっとデッカいメッセージが込められて
いるんだと思うのです。
なのに。
観終えた後、私が感じたのはすっごく個人的な、
内面から湧き上がる想いでした。
…物語に登場する人物で言うと、イグレットや
コルリ。
どんな場所で、どんなことをしていようとも、
自分の心持ちひとつで、世界は変わるのだ…
と。
それこそ、革命とか国の再編なんて大きなこと
しなくても、そこに存在する自分が、どう想っ
て何をするかが大事なんじゃないか、って。
どこに居ても、君は君だよ…
というメッセージを受け取りました(勝手に)。
差別や貧困なんて無い国のほうがいいし、
制限されているよりも、自由なほうがいい。
だけど。
どんだけ豊かで恵まれた場所に居たとしても、
自分のこころが曇ったりにごったりしてたら、
その幸せに気づけないんじゃないか、と。
逆に、傍から見たら最悪な状況に居たとして
も、そこで精一杯できることして、満足でき
ていたとしたら、幸せなのかもしれない。
”幸せって、なんだとおもう?”
なんだろうなー。
どんなことでも、結局自分が納得できれば、
幸せなんじゃないだろうか。
「はぁ…幸せだなぁ」って。
想えれば、幸せなんだと。
その幸せってヤツは、別に頑張らなくても、
努力しなくても、戦わなくても…いつだって
自分が目を向ければ、あるものなんじゃない
かなぁ。
大きな存在…勝手に創り上げている場合も
あるけれど…に振り回されて、今ある幸せ
に気づけていないんじゃない?と、問われ
ているようにも思いました。
とはいえ。
「しんどいよー」とか、「もう無理だよー」
って思うことは日常多々ある訳で。
そんなときは”仲間”を思い出したらいい
よ…ってことなのかな。
”仲間 = 地球ゴージャス”
なんというか…
困ったときは振り返ってみろ!とりあえず、
俺たちが居るからな!!みたいな。
チーム・クザリアーナの翼の皆さんのパワー
は本当にハンパないんです!!
地球ゴージャス作品は、毎回舞台の上から
すごい力を感じますが…今回も格別スゴイ!!
しかも、おしみない!!
ふとしたことで、自分を見失うこと…って
のもあります。
よくあります。
でも、『クザリアーナの翼』のことを想い
出したら、少しは視点を変えられるかも…。
本当に戦うだけしかなかったのか?とか、
今ある幸せを、ちゃんと見つけられているか?
とか。
ちょっとだけ立ち止まって、深呼吸してみる
のもいいよね?って。
新しい世界に羽ばたくのもいいよね?
君がそう決めたなら、それもいいよね、と。
一歩を踏み出すための勇気にも、力を添えて
くれる作品なんじゃないかとも思います。
うーん。
まとまりがないけれど。
いつも傍にある、幸せを忘れないでね。
そして、どこに居たってなにをしていたって、
君が君でいることが大切なんだよ。
できたら、笑顔でいれたらいいね!
…という、超々内面的な感想を持ったの
でした。
それから。
沢山の人の「地球ゴージャス、ありがとう」
のきもちは、ちゃんと寺脇さんや岸谷さん、
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、関係者
の皆さんにまで届いていて…
「こちらこそ、応援してくれてありがとう!
これからもよろしくね!!」
と、想いを全力で返してくださっているよう
な気もしました。
…全然上手に説明できないんですけど。
そう感じたのです。
やっぱり感情をまとめるの、下手だなぁ。