cometikiの9割は寺脇康文さんで、できている

私の9割は寺脇康文さんで、できている。…ので自然と思考が寺脇さんにつながっていくのでした。イラスト、日々のあれこれをまとめていきます。

地球ゴージャス アンコール公演 舞台『クラウディア』観劇レポ

地球ゴージャス アンコール公演

舞台『クラウディア』観劇レポ

地球ゴージャス アンコール公演 舞台『クラウディア』 イラスト 細亜羅様

地球ゴージャス アンコール公演 舞台『クラウディア』 イラスト 毘子蔵様

今回の『クラウディア』は前回を遥かに

上回るデキでした…って、お前何者やねん!

というツッコミが飛んできそうですが、

ホントにすごかったんです。

私は、幕が上がりクラウディア(工藤さん)に

ピンスポ当たった時点から泣き始め、

カーテンコールが終わって会場を後にしてなお、

泣いておりました…。

一緒に行ったお友達には、ご迷惑かけまくり(苦笑)。

私、『クラウディア』って実は嫌いな方の作品でした。

でも、今回のを観て180度考えが変わりました。

なんていうんでしょうか…ステージから伝わる

“気”が違う!!(←いや、別に気孔師でも無いんですが)

前回の舞台からは、想像できない“気”が伝わって

きたのです。

ストーリーの大筋は変わりませんが、一人一人の

キャラがキチンと“その世界”で活きていました。

だから、台詞に力(魂)がある。

どんな群舞の皆さんの台詞も、

ちゃんと“聴く”事ができました。

特筆すべきは、“小池”(能見さん)です!!

前回の彼は、私にとってとても不思議な存在でした。

ラストでいきなり出てきて、クラウディアに銃を

渡して、皆に斬られて死んでしまうという…

「なんでアンタが出てくんの??」ってね。

でも、今回はいい味出してましたよ。小池!!

(←呼び捨てでゴメンね)

”鈴”という、一つのアイテムを持つことで、

前後のつじつまが見事に合い、ラストの小池が

不自然ではないのです!!

それどころか、彼の行動により観客は大いに

涙する訳です!!

「いいぞぉ、小池ぇぇぇぇぇ…

最高だぁぁぁぁぁ…」と(笑)。

寺脇さんには申し訳ないのですが、

『クラウディア』で一番好きなのは、

小池さんです(笑)。

工藤さんも、誠に失礼ながら。

「こんなに歌と芝居が上手い人だったんだぁ~」

と、実感させられました。

本田さんに代わっての“クラウディア”。

かなりのプレッシャーがあっただろうと思います。

しかし、それにも負けずクラウディアは、

しっかり彼女のモノになってました。

これまた本田さんには申し訳ないのですが

、工藤さんの“クラウディア”の方が私は好きです。

いい意味で、儚く無い所がいい!!

だって、本田さんのように「誰かが支えていて

あげないと!」みたいな、可憐な方は一人残されて

「こっから先、あんたどうやって生きていくのサ」

と思わせたのですが、工藤さんなら大丈夫!!

細亜羅の意志を継いで、“新たな伝統”を作って

いってくれるでしょう。

…アレ?褒めてるんですよ??

あと、風間さんやYUKIさんも上手くなっていた!!

(←だから、お前は何様なんだって…)

言葉の抑揚とか、歌いまわしとか…ちゃんと“伝わる”

何かがあったんですね。

前回より確実に。

うん。

さすがに“地獄の稽古場”と言われただけに、

皆さんしっかり自分の役を掴んでおられた!!

会報で読んだ、寺脇さんの「筋肉痛が痛い」って

言葉が観劇中に頭をよぎり、「そんなに無理せんで

いいけん!!」と何度も、心の中で叫びました。

だってぇ~寺脇さんが辛い思いをするのは嫌だ(T△T)。

さて、こっからはNG集と参りましょうか(笑)。

さすがに群舞やヤン様や、おりえさんには無かった

んですけど…

岸谷さんと寺脇さんは、やってくれましたよ~(>▽<)!!

前回観た方とか、覚えておられるかな?

毘子蔵(岸谷さん)と細亜羅(寺脇さん)が、

思い出話をする場面。

あそこですね。

21日は、寺脇さんが斬りかかってくる岸谷さんを

よけるべく、岸谷さんの周りをクルクル回るのですが、

何を思ったか寺脇さんは岸谷さんの股の間を背面から

くぐり、そして「ニョキッ」と岸谷さんの方に顔を

向けたのです!!

そう、寺脇さんの目の前には、岸谷さんの股間が(爆)。

 岸谷さん「何やってんだよ、お前!!」

 と、後ずさる。

 寺脇さん「いや、俺も何がなんだか…

 振り返ったら…」と笑う。

そして、シーンは本筋に戻り岸谷さんが、

寺脇さんの静止を振り切り「ナイトクラブへ行く!」

という所に突入!!すると…

 岸谷さん「俺はもう、ナイトウクラブに行く!」

 寺脇さん「ナイトウクラブ??へ?ナイトウクラブ

 ってどこにあんの?」

 岸谷さん「…」

 歩いて行きかけたのに、途中で足からズルズルと

 舞台に倒れこむ(笑)。

 寺脇さん「ひーちゃん、大丈夫?ひーちゃん!」

 岸谷さん「(立ち上がり)あのさ、このミスはさ、

 君の所為だと思うんだよね」

ここでまた、観客一同が爆笑!!

んでも、岸谷さんはキリッとして、話を本筋に

戻して退場。

残された寺脇さんは、岸谷さんの後を追うのですが…

 寺脇さん「ひーちゃん、ナイトウクラブに行くの?」

みたいな(苦笑)。

最後の最後まで、ひっぱってました(笑)。

22日は、細亜羅とクラウディアがこれまた草原で、

密会するシーン。

二人が盛り上がっていると、毘子蔵様達が新体操の

リボンを持って、クルクル二人の周りを回ります。

んで、岸谷さんが「こんな奴等、斬ってしまえ!」

みたいな事言うと、寺脇さんと工藤さんは庇い合う。

それを指摘されて、二人は色々と誤魔化す訳ですが、

後ずさった工藤さんが舞台の段差に躓いて、後ろに

倒れそうになり、寺脇さんにしがみつき、二人で

「あわあわ」。

すると、岸谷さん。

 岸谷「何やってんだ、お前ら?ダルマか?

 ダルマだな!」

 寺脇「(工藤さんを庇って)体型はダルマじゃ

 ないもんね!」

そして、本筋に戻り岸谷さんが手下に、細亜羅を

「斬れ!」と命じるのですが、皆一斉にリボンを

ヒラヒラ…寺脇さんに浴びせます。

普段は痛くもなんともない場面なのですが、

この日は右手に当たるリボンが痛かったらしく、

 寺脇「痛い、右手が痛い」

 岸谷「え?何?」

 寺脇「いや、右手に当たるのが痛いんだけど」

でも、岸谷さんは本筋に戻して、

 岸谷「これでは、いくらやっても死なない

 じゃないかっ!」

って感じになりました。

その後、またしても二人で思い出話をするシーン。

…ココ毎回、何かあるのかな??

岸谷さんが寺脇さんに、「刀を置け!」と言う

シーンがあるんですが、本来ならその台詞を

聞いて寺脇さんは刀を置き、岸谷さんが振り返る

までには、岸谷さんの方を向いてないといけない

んですが、岸谷さんが台詞を言い終わって振り

返ると、寺脇さんはまだモゾモゾしている。

 岸谷「何やってんの?」

 寺脇「いや、刀を抜こうと思ったらね、

 こう(抜こうとする)衣装が中に入って

 いっちゃうんだよ」

 岸谷「え?それは解明しないといけないね…

 って、それどころじゃないだろう!」

そして、岸谷さんが寺脇さんに斬りかかり、

寺脇さんはそれをよけるべく岸谷さんの周りを

まわるのですが、さっきの刀の件がまだお二人

の中で、終わっていなかったらしく、笑いながら

クルクル回るもんで、

 岸谷「何、俺たち楽しそうに回ってんだよ!(笑)」

と………それから、岸谷さんが刀で指を切って

しまうシーンがあって、寺脇さんが血を吸ってあげて、

その後 岸谷さんに更に血を吸うべく襲い掛かる(?)

シーンがあって、今回は寺脇さん、

 寺脇「細亜羅イヤー、細亜羅ビーム!」

などと、勝手な必殺ワザみたいな名前を連呼する…

って設定だったのですが、この日はなんだか言葉に

詰まってしまったらしく、

 寺脇「細亜羅イヤー、…細亜羅……

 ○○○ファイヤー」

 (すんません。細かいところを忘れてしまいました)

 岸谷「はぁ?なんだよ、それ?お前なぁ、

 言いたい事は整理してから言えよ!フォローする

 身にもなれ!」

と、岸谷さんから叱られてました(爆)。

でも、寺脇さんカワイイから許す☆

後は、岸谷さんと工藤さんが”実は親子だ!”

と分かるシーン。

工藤さんが、「おとうさーん!!」と叫んで、

岸谷さんが慌てて止める。と、いうものなの

ですが…この日は、

 工藤「おとうさーん!」

 岸谷「(工藤さんを制して)やめろ!バカ!

 恥ずかしいだろう!」

 工藤「おとー…」

 (叫びかけた、工藤さんの口を岸谷さんの手が

 塞ぎます)

 岸谷「やめろって!」

 工藤「………」

 岸谷「どうした?」

 工藤「今、唇噛みまひた…」

場内爆笑。

 岸谷「悪いけど、ちょっと面白いよ」

んで、更に場内大爆笑!!

んーっと。こんな感じでしょうか。

実は22日のチケット。一緒に行ったお友達と

勘違いで21日を同時に取ってしまっていた為、

当日券の列に並ばなければならなくなりました

(と言っても、その友達が実際には並んで、

チケットをGETしてくれたのでした…私は

ちょっと壊れててね…ありがとう!)。

物凄く気迫溢れる舞台でした。

『クラウディア、最高!!』

岸谷さんのお言葉通り、この舞台の生き証人に

なりたいと思います。

随分長くなってしまいました。

ごめんなさい。

私の『クラウディア』は、

こんな感じだったのですよ。