寺脇康文さん演じる碇貞夫さんを考えてみる
昨夜放送された スペシャルドラマ『火車』
で、寺脇さんが演じられた碇貞夫さんが忘れられません。
陽気で無神経にも見えるけど、意外と気配りが上手。
子どもたちと自然に遊んでいる姿を見ると、人との距離のとりかたも上手いんだろうな…ということがわかります。
相手の気持ちを察する細やかな部分も持っておられるのは、足を怪我をして休職中の本間俊介さん(上川隆也さん)と会話するとき。
絶妙な間で笑わせて、軽口をたたいたりしながら、本間さんの負担にならない塩梅で、本気で心配しているということを伝えておられるからです。
重くなく、それでいて真剣な想い。
本間さんの相棒であることに、誇りを持っている空気を、碇さんからビシビシ感じて…自分のことじゃないのに嬉しくなります。
碇さんてどんな人で本間さんとどんなコンビなんだろう
いつもおちゃらけて笑っているイメージの、碇さん。
でも自分を庇って、本間さんが撃たれたときに見せた怒りの表情は、背中に炎を背負っているようでした。
碇さんて、現場ではものすごく、怖い人なのかもしれません。
彼の心(?)のバランスをとっているのが、本間さんなのかな?
「カッ」となってしまう部分を、上手に本間さんが調整してくれているのかもしれないと思いました。
プライベートな碇さんは、情に厚くて、照れ屋な気もします。
見ればみるほど「どんな人なんだろう?」と、妄想が広がるので、是非また碇さんと本間さんのコンビで、事件を解決してもらいたいです!
そうしたら、新しい碇さんの表情も見れるかもしれないから!!