cometikiの9割は寺脇康文さんで、できている

私の9割は寺脇康文さんで、できている。…ので自然と思考が寺脇さんにつながっていくのでした。イラスト、日々のあれこれをまとめていきます。

MY FAIR LADY in TOKIO その7

MY FAIR LADY in TOKIO その6のつづき。

2013年5月18日、5月19日。

東京の日生劇場にて行われた、舞台『マイ・フェア・レディ』に参閃してきました。

寺脇康文さんは、ヒギンズ教授役でご出演です♪

基本、寺脇さん中心の感想になります。

かなり偏っていますので、あらかじめご了承くださいませ。

また、台詞や諸々のことにつきましては、私の脳内加工済みのものとして、まるっと本気になさいませんよう、ご注意ください。

イライザ(真飛聖さん)を探しに探して、ヒギンズ教授(寺脇康文さん)が辿り着いたのは、ヒギンズ夫人(江波杏子さん)のおうち。

「母さん!母さん!聞いてよもう!最悪なんだ!!」と不満いっぱいにやって来れば、ヒギンズ夫人はちゃっかりイライザとお茶してるし…「なんだよもう!!」と安心したのと、ここに居るなら家に帰ってくればいいじゃないかって気持ちで、ついイライザに向かってヒギンズ教授は声を荒げてしまう。

だけど逆にやんわりいなされて、ますますムカムカなヒギンズ教授(≧艸≦*)

味方になってくれるかと思っていた、ヒギンズ夫人にも「そんな物言いじゃ、誰もなびきませんよ」と突き放されてしまうし。

さらに女2人で、ヒギンズ教授の愚痴大会!!

口を挟むこともままならないヒギンズ教授は、奥歯を噛み締めて、観葉植物に八つ当たり(●>ω<)ノ゙

このぺしぺしと観葉植物の葉っぱを叩くヒギンズ教授はとってもラブリーです!!

「どーして誰も、僕の気持ちをわかってくれないんだよぅ!」みたいな感じでっo(≧ω≦)o

でもね、ヒギンズ教授。

この2人には敵わないですよ。

ヒギンズ夫人に来客があり、2人っきりになるヒギンズ教授とイライザ。

去り際にヒギンズ夫人からもらったアドバイス

「話題に困ったら、健康と天候」はこの後、あまり役にたたなかったみたいで…。

競馬場でも失敗してたからなぁ。仕方ないか?

でも、わかっててこのアドバイスを息子にするヒギンズ夫人のファンになりましたヽ(*^∇^*)ノ

「あー…やっぱ、ヒギンズ教授のお母さんなんだなー」と思って♪

ヒギンズ夫人!なんてお茶目さんなんだ!!

さて。

2人っきりになったものの、お互い一歩も譲らぬ強情張りぶりで…口ゲンカを聞けば聞くほど、単なる痴話ゲンカだよなー…って、口元が緩んでしまうのですけど、笑ってる場合じゃないんですよね。

ヒギンズ教授はとにかくイライザを連れ戻したいし、イライザはそんなヒギンズ教授の本心?を知りたいしですれ違っちゃうんだなー。

そのうち「結婚するか?……ピッカリング(田山涼成さん)と?!」と言い出す、ヒギンズ教授。

どんだけテンパってるんですか?ヒギンズ教授!!

ツッコミ満載で笑わせていただきました(*´∀`)b゚+.゚

照れとか…まだ決め付けたくない自分の気持ちとの葛藤とかが初々しくてもうっ!!

「いーじゃん!イライザ!!もう帰っちゃえばっ!!」と何度思ったことでしょう!!

それにさー…直接的ではなくても、ヒギンズ教授なりに精一杯イライザを求めているの、伝わってきたよ?

「君が居なくなった後の、僕については考えなかったのか?

君なしでやっていけるか、とか」とか。

「(録音した声を聞いても)君の気持ちまでは再生できない」とか。

甘々じゃないかーっ!!イライザー!!

聞いてるこっちが、胸キュンしまくりだよぅっ!!

だけど「さようなら」って、去っていっちゃうんだ。

イライザの気配が消えた後の、ヒギンズ教授を見せてあげたいよっ!!

あんな不安気で、心細そうな表情させちゃってもー!!

……ヒギンズ教授にあんなカオさせられるのも、イライザだけだから、余計にそう思ってしまう。

「母さん!母さん!!」不安を振り払うように、母を呼ぶヒギンズ教授。

「なんですか?ヘンリー?」と、やってくるヒギンズ夫人。

黙ったままなので「ん?」と話しやすいように声をかけてあげる。

すると、「行ってしまった」と呆然と呟くヒギンズ教授。

「仕方ないわねぇ」と諭す、ヒギンズ夫人。

そして「しっかりしなさい」という空気で、息子の背中を押してやる。

……この、このシーンもとても好きです!!

ヒギンズ教授の悲しい気持ちも受け止めてあげつつ、でも甘やかさない、ヒギンズ夫人の凛とした空気が、とてもカッコイイのです。

だから、ヒギンズ教授もさらに強がって「大丈夫ですよ!!」なんて言っちゃうんだろうけれど。

そこまで見越している、ヒギンズ夫人が素敵!!

とはいえ、明らかに今までとは違う息子の様子に喜んでいたりもして。

ここまで心を揺り動かしたイライザに思わず言っちゃう、「ブラボー!イライザ!!」も、うん!納得です!!

全くもぉ!全くもぉっっ!!

誰よりも、本人以上にその変化を喜んでくれる、2人の女性なんだから、やっぱり敵わないですよ!!

ヒギンズ教授!!

でも、それでいいんじゃないかな?

なんて、こっそり思ってしまいます。

MY FAIR LADY in TOKIO その8へつづく。

 >舞台『マイ・フェア・レディ』の感想はコチラ

 2013/07/02 : MY FAIR LADY in TOKIO その1

 2013/07/03 : MY FAIR LADY in TOKIO その2

 2013/07/04 : MY FAIR LADY in TOKIO その3

 2013/07/07 : MY FAIR LADY in TOKIO その4

 2013/07/08 : MY FAIR LADY in TOKIO その5

 2013/07/14 : MY FAIR LADY in TOKIO その6

 2013/07/15 : MY FAIR LADY in TOKIO その7

 2013/07/16 : MY FAIR LADY in TOKIO その8

 2013/07/27 : MY FAIR LADY in NAGOYA その1

 2013/07/28 : MY FAIR LADY in NAGOYA その2

 2013/07/29 : MY FAIR LADY in OSAKA