医療の始まりと、最新技術が見られて興奮しました!
寺脇康文さんが司会を担当された番組『医療の今昔物語~命を救う奇跡の闘い』。
2014年10月9日にBS日テレ様にて、放送されました。
医療に関する、今と昔のお話をわかりやすく語ってくださる番組です。
寺脇さんと一緒に司会をされるのは、馬場典子さん。
印西市立印旛医科器械歴史資料館という、昔からの医療道具が展示されている場所を、お2人で廻られました。
館内では、医療に携わっておられる方から、展示されている昔の道具が、現在はどのように進歩して使われているのか…といったお話を聞いてゆかれます。
難しそうに思っても、寺脇さんと馬場さんが絶妙のタイミングで質問してくださるので、「なるほど」とスルスル耳に入ってきました。
白内障治療、内視鏡の開発、麻酔開発に関する今昔物語は、またドラマ仕立てでとてもわかりやすかったです!
はじまりは、偶然の発見から開発したものだったり、命がけの開発だったり様々ですが、沢山の人の「助けたい」という気持ちが、伝わってきました。
最新医療の現場でも、その気持ちは受け継がれていて、より安全に、より身体に優しく治療する方法が考えられているので、感動しました。
>公式サイト様⇒BS日テレ - 「木曜スペシャル」番組サイト │ 放送内容
どんどん進化してゆく医療機器に、目が釘づけになりました!
今回紹介された、白内障治療、内視鏡の開発、麻酔開発の3つのお話で、一番印象に残ったのは、白内障治療です。
昔は眼球を大きく切った後、濁った水晶体を取り除いて、眼球レンズを入れていました。
また、術後は切開した部分を縫うという、怖い映像もあったりして驚きです。
目玉に、糸の縫い目がある状況ってΣ(TДT;)
手術をしても、乱視になったり副作用もあったそうですが、赤星隆幸先生が開発された『フェイコ・プレチョップ法』だと、縫ったりしなくていいし、副作用もないのだとか!
でも、この手術映像も衝撃的でしたΣ(@д@;)
眼球を1.8mmのメスで切って、水晶体を細かく分解した後、吸引。
その後に、伸縮可能な眼内レンズを1.8mmの隙間から入れるのです!!
もはや、目玉が一体どんなことになっているのか、全く想像できません!!
しかし術後の患者さんは、すぐに「見える」ことを実感されていました。
乱視などの後遺症も、ほとんど心配ないというのですから、スゴイ!の一言です!!
病気というのは怖いですけれど、助かる方法があるというのは、心強いなぁ。
VTRを見ている寺脇さんにシンクロしてました!
医療関係の方からお話を聞く場面もありましたが、VTRを見る時間も多かったです。
その中で、たまにVTRを見ている寺脇さんと馬場さんが映ることもありました。
「うわぁ…」とか「すごい」とか。
感嘆の声を漏らすお2人。
手術シーンは生々しいのですが、技術の素晴らしさにTV画面に向かって前傾姿勢になっていると、寺脇さんが映って同じように見られていたりしました。
その瞬間、硬くなっていた身体が自然とほぐれて、また力を抜いて番組をみることができたのです←いい意味で
ふっと力を抜けた分、技術だけじゃなくてそこに込められた、人々の気持ちも感じることができたように思います。
素晴らしい番組でした。
ありがとうございます。